車は高い買い物。せっかくなら「長く乗れる」1台を選びたいと考えるのは当然ですよね。
でも、現実には5〜7年で買い替える人が多く、「10年乗る」って実はけっこうハードルが高いんです。
エンジンや電装系の故障、部品の供給が終わる、燃費や安全性能が時代遅れになる…こうしたリスクを超えても「まだ乗りたい」と思える車って、限られてきます。
この記事では、「10年乗れる条件」と「実際に長く乗っている人が多いおすすめ車種」を紹介します。コスパと信頼性を両立した、後悔しない車選びのヒントになれば幸いです。
・車種別紹介パート
【1】トヨタ・プリウス

ハイブリッドの代名詞とも言えるプリウスは、実は10年以上乗っているオーナーがとても多いモデル。
理由は、トヨタの圧倒的な信頼性と、部品供給の安定性。特に30系以降はトラブルも少なく、燃費の良さも衰え知らず。中古市場にも豊富にあり、維持費も安い。
30プリウスはプリウスミサイルと呼ばれる程、高齢者の事故が多いですね(笑)シフトが特徴的で、操作を誤る方が多いようです。プリウスは乗っている人が多いぶん、プリウスの印象が悪い方もいるかもしれませんが、車自体は非常にいい車です。よく迷う車で、アクアがありますが、乗り心地・走り・室内空間の広さからプリウスをおすすめします。
【2】ホンダ・フィット

初代から評価が高く、歴代モデルが今も現役で走っているのがフィット。
小型ながら室内空間が広く、エンジンやCVTの信頼性も高い。メンテナンス性が良く、消耗部品も安価で流通量が多いので、長期所有にも向いている1台です。
私は以前、フィットで引っ越し作業をしたのですが、横向きに自転車を入れた後、大きめの家具以外の荷物を入れる事が可能でした。ルームミラーから後ろが見えなかったのは内緒(笑)伝えたいのは、そのくらい室内空間が広いことです。
車好きには、歴代モデルにエンジンがVTECのグレードもあることやMTもある為、コンパクトスポーツを楽しみたい方は10年乗っても飽きませんね。以前代車でフィットを借りた際、乗っていて楽しい車でした。MTなら尚更面白そうですね。カスタムも豊富な為、飽きたらホイールやエアロ等の外装から吸排気チューンなどカスタムすれば飽きなさそうですね。私は、F1やスーパーGTなどに参戦している無限が好きです。高いですが…
【3】スズキ・ソリオ
軽と普通車の中間のような立ち位置で、街乗りにも家族用にも使える万能車。
エンジンがシンプルで故障が少なく、装備も必要十分。コンパクトカーの中では長く乗れる代表格。実際に10年近く乗っている人も多く、コスパで選ぶならおすすめ。
実は、スズキの会長の社用車に採用されているのがソリオなんですよね。初めて聞いた時驚きました(笑)
私の個人的な意見としては、トヨタのルーミーやタンクの購入を検討しているならソリオをおすすめします。
【4】スバル・フォレスター

「長く乗るならスバル」と言われるほど、頑丈な作りで知られるフォレスター。
AWD(全輪駆動)の信頼性、安全性能の高さ、そして比較的壊れにくいエンジン設計も魅力。雪国や山間部のユーザーに特に人気で、タフに使い続けられる1台です。
雪道を走るならスバルというくらい人気ですね。スバルは水平対向エンジンを採用しており、エンジンが低重心となっていている為、走行の安定性向上や衝突時の安定性が向上してます。低重心のエンジンやAWD(ALL WHEEL DRIVE)があることで、雪道も走りやすい車となっているんですね。スノーボードに行く方や雪国の方は、スバルが安心ですね。
【5】マツダ・CX-5

長距離走行を考えるなら、ディーゼルのCX-5は選択肢に入れておきたいところ。
エンジンは耐久性が高く、走行距離10万kmを超えても元気な個体が多いです。加えて、マツダの車はモデルサイクルが長く、デザインの陳腐化が起きにくい点も10年所有にはプラス。
CX-5の他に、CX-3、CX-8や不人気者のCX-7がありますが、中古車市場だと球数も多いCX-5がお買い得そうですね。CX-7は外見が少し古臭い為、好きな方はいいかもしれません。
今後CX-5の新型フルモデルチェンジかビックマイナーチェンジがあるようで、楽しみですね。
10年乗るためのコツ
10年乗れる車を選んだとしても、メンテナンスを怠れば長持ちしません。以下のようなポイントを押さえておくことで、愛車の寿命をしっかり延ばすことができます。

● 定期的なオイル・冷却水交換
エンジンオイルやクーラント(冷却水)は車の「血液」のようなもの。メーカー推奨の交換時期より少し早めに替えるくらいが理想です。特にオイル管理は10万km超えを目指すなら必須。
● タイミングベルトやバッテリーなどの消耗部品は予防整備を
壊れてからでは遅い部品も多いので、走行距離や年数を目安に予防整備を心がけましょう。
特にタイミングベルト、ウォーターポンプ、バッテリー、ブレーキ系は要チェック。
● 車検時に「安さ重視」しすぎない
激安車検は魅力的ですが、10年乗りたいなら「見えない劣化」も含めてチェックしてもらうべき。ディーラーや整備工場での本格整備+点検記録の保存が、将来的なトラブル回避に。
● ボディや下回りの防錆対策も重要
特に雪国などでは、錆が大敵です。防錆処理やアンダーコートを定期的に施工しておくことで、フレームの劣化を防げます。外装の洗車・コーティングも塗装の劣化防止に効果あり。
海の近くに駐車した場合は、早めに洗車をして下さいね。洗車もこまめにすることで、ボディの錆を防げます。新車から1度も洗車していない車を始めて見たのですが、年式が新しいのに結構錆びてました(笑)
私が特に伝えたいのは、自身で整備をしない方は、安い整備工場を探すよりも、適正価格で整備してくれることや信頼の出来るショップを早めに探すことをおすすめします。
以前私は、安い整備工場を探す為あちこちにショップに行っていたのですが、ぼったくられたことやショップ探しなど正直大変でした。今は、いきつけの整備工場を見つけ、オイル交換~車検まですべて適正価格でやってくれています。また、紹介をしたらサービスもしてくれるようにもなりました(笑)これも10年乗る為のプロセスだと思って探してみましょう。
車は「10年乗る」時代へ
新車価格が年々上がり、買い替えサイクルが長くなっている今、「10年乗れる車」はコスパだけでなく安心と信頼の証でもあります。
今回紹介した車種は、実際に10年以上乗っているオーナーも多く、信頼性も実績もあるモデルばかり。
そして、大切に乗れば、車はきちんと応えてくれます。
長く乗るつもりで選ぶと、結果的に「買ってよかった」と思える車に出会えるはずです。
まずはカーシェアで、気になっている車を乗ってみましょう!
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順次解答していければと思います。