自動車購入の際、気になるのは維持費ですよね。こちらの記事では、結局のところ維持費が安いのは軽自動車と思っていましたが、実際はどの車が最安値なのか調べてみました。今後自動車選びをする際の参考になればと思います。

自動車の維持費
軽自動車は、一番維持費が安いイメージがありますね。ここでは具体的に普通車と比べてどこの維持費が安いのかまとめてみました。
- 自動車税
- 車検
- 任意保険料
- ガソリン代
- その他(自動車税)
・自動車税

軽自動車
平成27年3/31までに取得した場合 | 平成27年4/1以降に取得した場合 | 初めて車両番号を指定された月から13年超 | |
自家用車 | 7,200 | 10,800 | 12,900 |
↑こちらは自家用車として軽自動車を持っている方の自動車税になります。
普通車では
排気量 | 13年未満 | 13年越 |
1ℓ以下 | 29,500 | 33,900 |
1ℓ超~1.5ℓ以下 | 34,500 | 39,600 |
1.5ℓ超~2ℓ以下 | 39,500 | 45,400 |
2ℓ超~2.5ℓ以下 | 45,000 | 51,700 |
2.5ℓ超~3ℓ以下 | 51,000 | 58,600 |
3ℓ超~3.5ℓ以下 | 58,000 | 66,700 |
一部割愛しております。
↑上記は2019年9月30日以前に新規登録された車になります。2019年10月以降に新規登録された車に関しては、少し安くなっています。
EV車(電気自動車)に関しては、新車購入翌年度のみ約75%の減税が有り、6500円。それ以降は、25,000円です。軽自動車のEVに関しては、2,700円。その後は、10,800円です。また、地域により自動車税が免除される期間が長く設けられている場合が有り、住んでいる地域の情報を確認した方がよさそうですね。ちなみに、水素自動車に関しても自動車税の減税期間の後は、25,000円になります。
普通車の中でも一番排気量の少ない1ℓ~1.5ℓの自動車税と比べると約1/3の費用となっていますね。自動車税に関しては軽自動車に軍配が上がりましたね。
・車検

軽自動車 | 1t以下 | 1.5t以下 | 2t以下 | |
自賠責保険 | 17,540 | 17,650 | 17,650 | 17,650 |
重量税 | 6,600 | 16,400 | 24,600 | 32,800 |
印紙代 | 2,200 | 2,200 | 2,200 | 2,200~2,300 |
合計 | 26,340 | 36,250 | 44,450 | 52,650~52,750 |
※2年単位の金額を記載しています。自賠責保険については、現在(R7.5月)の保険料を記載している為、最新のものをご確認下さい。重量税に関しては、13年以下の記載です。13年、18年以降になると費用が異なります。印紙代については、指定工場(ディーラー)であれば、一律1,200円になります。また、認証工場やユーザー車検で受ける場合は、小型自動車か普通自動車かで印紙代が2,200円から2,300円へ100円変わります。
上記は法定費用になる為、車検を受ける店舗により金額は異なります。
やはり、軽自動車が一番やすくなりましたね
・任意保険料
任意保険料は車の車両価格や修理費用、事故の多さなどにより保険料を決定する為、普通車に比べ軽自動車の方が、一般的には安くなる事が多いです。しかし、近年軽自動車に乗る方が増え、事故等も増えてきている為、昔よりも金額は上がってきている印象です。それでも普通車に比べるとまだ安い方ですね。私が以前乗っていたs15シルビアに関しては、18歳で車両保険を付けた金額は年間50万だった記憶が有ります(笑)さすがに払えない為、親の20等級をもらい、車両保険無しにすることで年間10万円程にしました。
任意保険料に関しては、ネット保険が安いと思いますが、お金に余裕がある方は東京海上日動の保険に入る事をおすすめします。事故時の対応が全然違います(笑)
・ガソリン代

燃費のいい軽自動車やハイブリッド車では、普通車と比べ安くなる傾向がありますが、車種によって異なる為一概には安いとは言えないですね。ガソリン代は車種によります(笑)
カタログ燃費より、軽自動車の中で一番燃費の良い車は、スズキのアルトでJC08モードで37km/L、WLTCモードで27.7km/Lです。ちなみにJC08モードとWLTCモードは、JC08モードは、Japan Cycle ’08の略です。WLTCモードはWorldwaide-harmounized Light vehicles Test Cycleの略で世界統一試験サイクルともいわれてます。燃費を出す際に10・15モード、JC08モード、WLTCモードの順で新しくなっており、WLTCモードが実際の実燃費に近い数値になっている為、車のカタログを見る際は、WLTCモードを参考にすればいいかと思います。
その他(高速代、駐車場、車庫証明)
高速代については、車種によって違いがありますね。軽自動車を利用の場合、普通車でかかる約8割で走行が可能となります。(一部有料道路を除く)

駐車場については、スーパーなどの駐車場にある軽自動車専用枠に停める事が出来ます。駐車場が混んでいる際も、スムーズに駐車が可能ですね。私の個人的な意見ですが、なぜか軽自動車に乗っている方は軽自動車枠に停めたがらないイメージがあります(笑)
また、私の体験談ですが、車高の低い車の場合、テーマパーク場に行くと別の駐車場に案内される場合がありました。その当時は、特別感が有り嬉しかったですが、今思うとご迷惑をかけたと反省しております。

結論
当ブログ調べでは、長い期間・高速道路等を乗るなら軽自動車が一番維持費が安い。
新車のEV車を購入し、自宅もしくは近くに充電出来る場所があるなら、購入後数年は一番維持費が安い。
中古の普通車を購入するなら、軽自動車の方が結局維持費が安かったですね。
今回は維持費にフォーカスして安い車を探しましたが、リセールバリューを考えるとアルヴェルなどの方が安く済む可能性もあります。しかし、なかなか購入費用が高く購入が難しいですよね。また、残価ローンに関しては、十分に注意して購入を検討する事をおすすめします。
詳しく聞きたい方は、お気軽にお問い合わせフォームに連絡をお願いします。
順次解答していければと思います。